• PARIS COLLECTION
  • 2026-2027FALL/WINTER
  • UMA WANG
  • Key Make up artist
  • Asami Kawai
  • Key Make up artist
  • 川井麻美
  • (Asami Kawai)

1984年、札幌生まれ。
札幌でヘアメイクとして活動後、2007年に渡仏。
Inge Grognard、Carole Colombani、
Topolino、Christelle Cocquetのもとで
アシスタントとして経験を積み、独立する。
ナチュラルでありながらも
美しい質感の肌作りにこだわりを持つ。
2022年 ARTISTS UNITに所属。
主にファッション広告や雑誌、多数のショーにおいて
リードメイクアップとして活動している。

Shows
HED MAYNER show AW26/
UMA WANG showAW26/
CO presentation AW26

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春の訪れを感じさせるような、
2026年3月5日の午後3時。
UMA WANG(ウマ・ワン)は、
パリ8区のLe Cercle National des Arméesに
設けられた特設会場で
2026-2027秋冬コレクションを発表した。

その舞台裏でキーメイクアップアーティストを務めた
川井麻美が語る、
“メイクアップとは何か”。

Special Interview

「2026-2027秋冬UMA WANGコレクションでは、“幕が上がる前の待ち時間”にある緊張や静かな高揚感を、服の構造とシルエットで表現していました。私はそのムードを感じ取りながら、トレンドに左右されず、モデル一人ひとりの顔立ちにあうメイクを選び、ベージュのワントーンとセミマットな質感でクラシカルな美しさをつくりました。
UMA WANGはタイムレスでありながら、生地やカット、細部のディティールに毎回驚きがあります。今回印象的だったのは背中やシューズに施されたリボン。甘くなりがちなモチーフを、強くしなやかな女性像として美しく昇華していて、とても魅力的でした。
全体として、芯のある女性像とクラシカルな世界観が調和した、素晴らしいコレクションだったと感じています」

「コレクションはメゾンがメッセージを表現する場であり、主役はあくまでも服。メイクはその世界観に調和しながら、全体を格上げする“支え役”だと考えています。
現場には、一人ひとり異なる感情やコンディションを抱えた人たちがいます。だからこそ丁寧にコミュニケーションを重ね、自信を持ってその瞬間に臨めるようにすることを、私は何よりも大切にしています」

「特に信頼しているのが、クレンジングローションとオールインワン モイスチャー ジェル、そしてロイヤルマッサージミルクです。メイク前のマッサージは、私にとって最も大切なプロセス。丁寧に肌に触れながら、まずはリラックスしてもらうことを心がけています」
ベースメイクにはザ・スキンウエイク 発酵液プライマーと発酵液ファンデーションを使用。「どのアイテムも優秀ですが、この2アイテムは本当に好きなんです。顔色が弱く見えるモデルには、血色を自然に引き出す桜(ピンク)のプライマーを選び、肌そのものの美しさが際立つ仕上がりを目指しました」

「Koh Gen Doは、尊敬する先輩アーティストからモイスチャーファンデーションとアクアファンデーションを紹介され、その仕上がりの美しさに驚きました。今では欠かせない存在です。
メイクは、人の肌に直接触れる仕事であり、大きな責任が伴います。ですが、Koh Gen Doが肌にあわなかったという人に出会ったことがなく、安心して使えるのも大きな魅力。石油鉱物油フリーをはじめとする妥協のないものづくり、そして使用感。実力を兼ね備えたKoh Gen Doは、メイクボックスに入っていないと不安になるほど信頼しています」

「肌に真摯に向き合いながら、満足感のある仕上がりを生み出すKoh Gen Doの揺るぎない信念を、これからも大切にしてほしい。そして、その想いを届けてくれる Koh Gen Doとは、今後も長くお付き合いを続けていけたら嬉しいです。
今後もパリコレクションをはじめ、さまざまな現場でメイクアップアーティストとして携わっていきたいと考えています。服づくりには多くの人の力と大きなコストがかかり、売れなければ次のシーズンにつながらない厳しい世界です。だからこそ、デザイナーが表現したい世界観をより美しく見せる力になりたい。新しいテクニックやインスピレーションを探しながら、クリエイションに寄り添い続けたいと思っています。
ウィメンズ、メンズを問わず、これからもコレクションを中心に、ファッションに軸足を置いた活動を続けていきたいです」

「メイクは、私にとって“自分と世界をつなぐ窓”のような存在です。
その日の気分やなりたい印象を外に伝える手段であり、自分自身へのメッセージでもあります。仕事では、相手が気持ちよくすごせるようにという思いを込めてメイクをしています。
メイクに正解はなく、したくない日があってもいい。そんな日はスキンケアで肌に触れ、自分の調子に気づく時間にしています。逆にワクワクする日は、普段使わないアイテムに挑戦することもあります。
スキンケアもメイクも、毎日を彩り、自分に力をくれる味方。
もっと自由に、自分を大切にするツールとして楽しんでほしいと思っています」

Photography: Min kyung Choi Text: Masako Hagihara